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​団体概要/事業計画

【団体名】 

 表現者の権利と危機管理を考える会

【設立】 

 2021年 8月

 

【役員】 

 代表・副代表・会計:各1名ずつ

 

【会員数】

 7名

 

【活動目的】

 ・地点元劇団員Aさんの支援

 ・訴訟の支援

 ・元劇団員Aさんの活動再開のための支援 等…

【主な活動場所】

 当サイト・各SNS

【活動期間】

 未定

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​【事業計画】​​

■実施場所:当サイト・当団体のSNS

■実施期間:未定

 

①元劇団員Aさんの支援

 

 (a)元劇団員Aさんの訴訟費用の支援

   元劇団員Aさんの訴訟のサポート

   元劇団員Aさんの訴訟にかかる費用のための寄付を募る

 

 (b)元劇団員Aさんの精神的ケア及び活動再開のための支援

   Aさんと定期的にコミュニケーションを図り、

   精神的なケア及び活動再開に向けての支援を行う

   一連の経緯によってAさんが受けた心理的被害へのケアにかかる費用のための寄付を募る

 

  ■寄付目標額:2,900,000円

  ■必要経費内訳(予定):弁護士費用(出張費、印刷費等の実費含む)、webサイト維持費、執筆費(原稿料)、取材費、

           会計管理費、治療費、運営費、等

​   ※寄付金がすべての必要経費の合計額を超えた場合、ハラスメント被害者支援団体、社会貢献に寄与する団体等へ

    然るべき方法で寄付を行う

​​

 【ご報告】

 Aさんの支援と訴訟の対応、情報公開に必要な経費として、このwebサイトより広く寄付を募り多くのお力添えを

 いただきました。心より感謝申し上げます。

 2024年10月をもちまして寄付のお願いを終了致しました。

 2024年10月時点での達成率については、近日中にご報告させていただきます。

 ​また、ご支援くださった方々には達成率と収支を合わせて、別途メールにてご報告いたします

 (こちらも近日中を予定しております)。

 ご支援および温かいお言葉の数々をありがとうございました。

 (2025年◯月◯日)

 

 

②表現者の権利と危機管理についての研究

  表現の場でのハラスメント防止のため、「表現者の権利と危機管理を考える」勉強会の場を設け、健全な制作現場への

  知識を深める 

③調査協力

 表現の現場調査団の2021年度の調査に、会として協力を行う

 表現の現場調査団HP https://www.hyogen-genba.com/

④運営会議

 原則1~2週間に一度、対面あるいはオンラインにて開催

 主な議題:当訴訟に関する情報共有、他の表現の現場でのハラスメント防止策について、等

⑤当団体の活動及び、元劇団員Aさんの訴訟を、記録として残す

 表現の場でのハラスメント問題に関して、多くの人に関心をもってもらえるよう積極的に情報を公開し、発信していく

 類似のハラスメント被害に遭われた方々への一助となるよう、訴訟を含む経緯の記録を残す

ABOUT US 

私たちと、このホームページについて

 「表現者の権利と危機管理を考える会」は、合同会社地点(以下地点)代表の三浦基氏からハラスメント被害を受け退社を強いられた元劇団員Aさんの負担を分担し、支援することを目的に立ち上げました。メンバーは被害が発生した当初より継続してAさんと共にこの問題と向き合ってきた有志の関係者を中心に構成されています。

 Aさんは今、民事裁判を提起され、裁判の只中にあります。

 Aさんの状況を少しでも多くの方に知っていただくため、そして、裁判の費用のことも含め、どうか応援をしていただけたらという思いで、このホームページを立ち上げました。

 私たちはAさんを支持します。作品のためと、個人の権利が軽んじられること、心身が危険にさらされるようなことがなくなること、創作の現場が誰もが安心して表現と向き合えるスペースになっていくことを、Aさんも私たちも望んでいます。

 そこにたずさわる方たち全員の権利と安全が守られた環境で創作された作品を、私たちは支持します。

 そして、Aさんを支援する私たちもまた表現の現場にたずさわる当事者です。

 だからこそ、「一緒に変わっていきましょう」と呼びかけていきたい、それが私たちの思いです。

経緯について(詳細はこちらのページをご参照ください)

 私たちはAさんの声を聞き、ハラスメントや不当解雇などの一連の問題の解決の道を一緒に探ってきました。その中で、労働組合を通じてAさんとともに、地点との団体交渉にもあたってきました。

 地点は当初より「行為」については概ね認めながらも、それがAさんへの「ハラスメント」であったかどうかについては議論することさえ一貫して拒否し続けました。話し合いを望むAさんを悪意ある交渉相手であるかのように扱い、一方的に条件を提示しコントロールしようとする地点側の姿勢は、加害行為者が被害相談者に向き合う態度とは到底思えず、誠実さとはほど遠いものでした。それはまた、Aさんが語る入団前からの三浦氏の態度と重なるものでもありました。

 2020年3月、Aさんは地点側から一方的に和解合意の期限を切られました。しかし、Aさんにとって地点側との議論が尽くされたとは到底言えず、納得を得られないままであったため、Aさんは和解合意書への押印を拒否する道を選びました。

 その後、同年12月に地点はAさんに対して2500万円の損害賠償訴訟の提起を予告してきました。その予告は未だ実行に移されていませんが、一方で今年2021年6月、地点はAさんが拒否をした「和解」が成立していることの「確認」を裁判所に求めるための民事訴訟をAさんを被告とし起こしました。

 現在、Aさんはフリーランスの俳優という極めて弱い立場のまま、弁護士とのやりとりや裁判の準備に向き合っています。加害行為者から被害者が訴えられるという今の状況自体がAさんにとっての二次被害にあたることから、私たちはその負担を分担すべく支援団体を立ち上げることなりました。

なぜ「表現者の権利と危機管理を考える会」なのか?

 私たちは今回の裁判を、地点ならびに三浦基氏がハラスメントの有無という問題の本質と向き合わず法律上の和解成立要件を争点とすることにより自らの正当性のアピールを試みようとするものであると捉えています。そこに見られる、被害者の心の傷への想像力を欠いたまま体裁だけを取り繕おうとする不誠実な姿勢は、被害の発端から団体交渉、提訴に至るまで残念ながら一貫してきたものと言わざるをえません。

 

 地点と三浦基氏はいまだにAさんとのハラスメントの問題、自分たちの加害性に向き合っていません。

 劇団/演出家と俳優という権力勾配の強い場で起きた今回の問題は、俳優という実演家の権利と尊厳の問題でもあり、また広く表現者の問題でもあります。そういった広範な問題意識を自身の体験を通じて考えていこうとするAさんの姿勢に賛同し、私たちの団体名もまた「表現者の権利と危機管理を考える会」としました。

 元劇団員Aさんの裁判を応援し、そこにある俳優の権利と表現の問題に関心をお寄せくださる皆様のご支援を賜りますよう、よろしくお願い致します。

「表現者の権利と危機管理を考える会」一同

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